MW880V6のアッパーを事前修理する

以前「MW880のアッパーを修理する」ということで、NewBalanceさんのMW880V5のアッパーのメッシュ部分の穴開きを修理したことを書きました。 その後再びメッシュ部分に穴が開くことなく、靴は寿命を終えて役目を終えました。
別の靴を2,3履きましたが、また戻ってきて現在はMW880V6を履いています。 ソールがFreshFoamになり、さらにクッションが効いて歩きやすくなりました。

順調に履いていたのですがある日、気づきました。 「また、穴が空きそうじゃない?
というのは前回も書きました通り、私は左足の親指を立てて歩くクセがあり、その箇所のアッパー素材に負担を欠けてしまいます。 MW880のアッパーのメッシュ部分は裏にうすいスポンジ状のクッション(?)があるのですが、ちょうど親指が当たる部分が薄くなっているのに気づきました。

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現状把握です

というわけで靴の内側にライトを当ててみました。 直接内側から写真を写せれば良かったのですが、何度かトライしましたが無理でした。

爪先部分が楕円形に白くなっています。 つまりその部分が薄くなっているということです。 このままでは穴が開くのも時間の問題かと思います。

事前修理をします

というわけでメッシュ部分が破れる前に手当をすることにします。 前回は穴が開いた「後」でしたが、今回は「前」なので、内側から手当したほうが良さそうです。 転ばぬ先の杖、ですね。
そして前回はメッシュ素材を使いましたが、今回は普通の布を使って強めに補強したいところです。

というわけで廃棄予定の黒いシャツの切れ端を切り出しました。 ユニクロさんのエアリズム系の薄手のものです。 色味さえあってればなんでも良いと思います。 これを当て布にします。

ちょうど穴が開きそうなところに、少し大きめにカットします。 コーナーを丸くカットしているのは剥がれにくくするためです。 形が少々いびつですが…こんなところをじっくり見る人もいないでしょうからヨシとします。

「セメダイン 木工用速乾」をたっぷりと塗ります。 「速乾」の名の通り、結構乾くのが速いです。

表の方からも接着剤を塗ります。  乾くと透明で固くなります。 靴の裏表両側から布を圧着させます。

これで後は放置して待つだけ。 丸1日ぐらい放っておけば大丈夫だと思います。

1日経過後の様子です

一昼夜放置した後の様子がこちらです。

どうでしょう? 一部黒が濃くなっていますが、当て布で修理した箇所はちょっとわかりにくいのではないでしょうか?

ライトを当ててみるとこんな感じ。 楕円形の薄くなっていた部分がしっかりカバー出来ていると思います。 触ってみると接着剤が硬化して、少し固くなっていますが歩くのには問題ないでしょう。 しっかりと当て布が接着されていて、指先で引っ掻いてもはがれる気配はなさそうです。

以上、MW880V6のアッパーのメッシュ部分を事前修理した様子でした。 穴が開く前に事前に修理することで、見た目を大きく損なうことなく使い続けることができそうです。 何よりまだまだソールが使えそうです。 アッパーに穴が開いてても歩くのには問題なさそうなので気にしない人には関係ないのでしょうが、私は見るたびになにか憂鬱な気分になります。 ちょっとした手当で長持ちできるなら大満足です。

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この記事を書いた人

50代おじさんのバッジーです。愛知県在住。てっぺんからハゲてきました。なので1mmボウズにしました。 サッパリしました。 そしてスキンヘッドにしました。 さらにスッキリしました。

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