ラリー・ジャパン DAY1を観に行きました

今年も豊田市、岡崎市、設楽町、新城市(以上愛知県)、恵那市、中津川市(以上岐阜県)で開催される「世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリー・ジャパン2025」が開催されました。

「当たると良いなー」で申し込んだぴあの抽選、当選でこれもご縁かと思って観戦してきました。 当選したのは1日目の鞍ケ池公園で行われるシェイクダウン(SD)とSS1です。

しかし。
最初に言っておきます。 シェイクダウン観て帰ってきました
なのでメインイベントでもあるSS1を観ていません。 当然ながらセレモニーやらなんやらも観ていません。

こんな観戦記、役に立たないとは思いますが、ラリーをほとんど知らない人の目線からがんばって伝えたいと思います。 そして「持っていったほうが良かった」「持っていかなくても良かった」などの感想も書きたいと思います。

そして結論というか来年の豊富というかをまず最初に。

シェイクダウンのみだけど楽しめたのは間違いない。 来年も観に行きたいかどうかと言えば、「観に行きたいがSSの現地までは行かなくても良い」かな。 代わりに豊田スタジアムのようなサービス・パークに行きたい

では書いていきます。

目次

私の知っている「ラリー」

まずラリー、特にWRCについて私の知っていることについて。 記憶にあるWRCはNHKがBSでやってたとき(だと思う)です。 確かカルロス・サインツがセリカGTFourに乗ってシリーズ優勝したことを覚えています。 調べてみますと1992年ですね。 33年前かー。 23歳だったか、自分。 どうでもいいですがF1のカルロス・サインツ選手、「ずいぶん長いことやってんねぇ。 WRCからF1に乗るようになったんかいな」と思ってましたが、あちらはJr.の方なんですね。 時系列もめちゃくちゃですわなぁ。

というわけで四半世紀以上WRCについて全く知識がない状態ですね。 当然出場選手は知りません。 と思ってたのですが、帰ってきてYoutube動画を漁っていると1組知ってました。

オサムちゃんこと「福永修」選手。 車載カメラでの動画が迫力あるのと、ナビゲーターさんの掛け合いが楽しい方です。 私、こちらのオサムちゃんねる動画でナビゲーターさんが読み上げるペースノートがなんとなく理解できるようになりました(笑

後は「スバルも三菱もランチアも出てないんやな」「ラリー1とラリー2ってなんやねん」などなど。 こんな状態です。 なので車のうんちくなんかは語れるわけがない。 競技への熱い思いを語れるわけがない。 こんな人間の視点での投稿と思ってください。

鞍ケ池公園到着まで

手持ちのチケットは新豊田駅のバスロータリーでリストバンドに引き換えてもらって、そこからはリムジンバスで鞍ケ池公園に向かう、という段取りになっています。 なのでまずは新豊田駅を目指します。

家をでて豊田市駅までの電車に乗ったのが7:30、通勤・通学の方が乗ってて車内は多め、結局到着までの30分程度ずっと立ったままでした。 せめて30分早く出れば良かったなと思った次第です。

豊田市駅から新豊田駅は5分程度。 工事中で少しわかりにくいですが、連絡通路もあるので迷うことはないでしょう。 来年はきれいになっていることでしょうね。

バスロータリーではスタッフの方の案内があり、スムーズにチケットとリストバンドを引き換えることができました。 指示されたリムジンバスに乗り込みます。 ゆったりとシートに座ることができほっとしました。

待つこと10分程度、お客さんの乗車具合を見定めてリムジンバスは出発しました。 30分弱の予定でしたが、多分20分もかからなかったんじゃないかな。 9時にはリムジンバスを降りてました。

そんなわけで新豊田駅にさえたどり着いてしまえば、なんの不安もなく会場まで到着できます。 ただ一つ「チケットとリストバンドの引き換えを忘れないこと」、これだけ注意しないといけません。 リストバンドがないと入場できません。

観戦エリアの様子と感想

バスを降りてから観戦エリアまでは10分ぐらい歩きました。 入場ゲート手前にはキッチンカーが10店ほど止まっていて、さまざまな食事を提供していました。 後ほどいただくことにします。

公式にある鞍ヶ池公園SSの観戦マップを利用させていただきました。 紫色の2か所の観戦エリアの様子を紹介します。 ちなみに赤の矢印はトイレの位置です。観戦エリアのそばにある真ん中のトイレはいわゆる仮設トイレです。

観戦エリア1 ラウンドアバウト前

1の観戦エリアは眼の前で360度ターンがある人気スポットです。 高速でアプローチしてきて一気に減速、そして360度ターンをするので走っている車がじっくり観られます。

このとおりめちゃくちゃ人がいます。 前の方にスペースを確保している方は、何時頃からいらっしゃったのでしょうか? シャトルバスの運行時間は6:30からなので、もちろん初発のバスに乗ったうえで降車後に走ったのではないでしょうか。 このエリアで良い位置から観るには、なかなかの努力が必要そうです。

観戦エリア2 芝生公園

人工芝が敷き詰められた芝生公園の前にあるエリアです。

この写真の右側から下りながらの右カーブで車が進入してきますので迫力があります。

観戦エリアの眼の前を通って加速、登り右カーブへアプローチして車は消えていきます。

私が撮った動画から考えるに、車の姿を見られるのは4~5秒というところでしょうか。 正直あっと言う間なのですが、ここは地面がフラットなので居心地が良いです。 そしてエリア1より混んでないので前の方で観ることができました。

シェイクダウンの画像

スマホで撮ったシェイクダウンの動画から、静止画を切り出しましたので貼ります。

ロバンペラ選手の車。私が撮った動画はなぜか彼のものが多かったです。
エヴァンス選手。ラリー1の車は速いですね。
一般道を走るロバンペラ選手のGR YARIS。信号も守ります。
FORDのマッカーリーン選手。 2日目に大クラッシュしてしまいました…
オサムちゃんも撮ってました

帰ってからAbemaの中継みたり調べているうちに、選手と車の知識が少しづつたまってきました。 事前に調べろや

芝生広場でのイベント

芝生広場では「トヨタクラシックカーオーナーズクラブ」によるクラシックカーの展示がされていました。 私が若い頃に見慣れた車が展示されていました。 これはうれしい。

ステキな旧車たちですね。 オーナーさんの愛が詰まっている様子がひしひしと伝わってきます。 この中だとMR2がとくに思い出がありまして。 一度中古車屋さんで試乗したときに、私がおデブすぎて「座席から一生でられないのでは!?」と焦った恥ずかしい思い出が。

ラリーカーの爆音を遠くに聞きながら眺めておりました。 その後会場をブラブラしながらキッチンカーでお昼ご飯を購入し、芝生広場の日陰でお昼ご飯を食べました。

わさびいなりとホルモン唐揚げ。 ホルモン唐揚げがカラッと揚がってて美味しかったです。 キッチンカーで販売されている食べ物、思ったよりリーズナブルでした。

その後、芝生広場でシェイクダウンをしばし観戦。 終了時間が近づいてきました。 この後残って、16時のSS本番までいるかどうか…悩みます。 暑くてしんどくなったのと、待つには時間がかかりすぎるなーと思って結局撤退した次第です。 帰りの電車は座れて良かった…

持ち物など

今回シェイクダウン終了で帰りましたが、もちろん当初は本番までがっつり残っておくつもりでした。 持ち物とオススメ度などをまとめたいと思います。

  • 折りたたみのイス … 必須。 カメラ勢の方は折りたたみの踏み台をキャタツを兼ねて持ち込んでいました。
  • レジャーシートの類 … 持って行ったほうが良いです。 当日は暑かったのですが、寒いときは断熱のものが良いかと思います。
  • 食事、飲み物 … 食事はキッチンカーが出ていますし、飲み物は自販機もあります。 それでもペットボトル1本くらいは持ち込んだ方が良いかなと思いました。 自販機は観戦エリアからちょっと遠いです。 キッチンカー価格はイベントとしては高くないと思いました。
  • スマホ、カメラなど … あたりまえですが車を撮るのに必要。 ただスマホで撮影すると、最大望遠にしても遠いんですよね。 画像もきれいではないし。 カメラ勢の方はもちろんカメラで。 3脚は使えません。 ちなみに一番車に寄って撮れるのは、一般道路を走っているときです。 スマホでも等倍で撮れるからキレイに映せると思います。

持っていったけど使わなかったものは以下の通り。

  • 使い捨てカイロ … 当日、暑かった。
  • サバイバルシート … 当日、暑かった。 ま、これは軽いので。
  • 携帯トイレ(小用) … 普通にトイレが充実していた。 しかし入退場で長く待ちが発生するような状況があるなら出番があるかも。

次に自分が同じように観いこうと思ったら持って行くものは以下の通りです。

  • リラックスできる折りたたみイス … 背もたれのある、キャンプ用のものです。
  • 1畳分くらいのレジャーシート … なんなら横になることができる。 空気で入れる枕もあるといいかも。
  • 暇つぶしできるもの … シェイクダウンから本番までの時間をつぶせるもの。 今回Kindle持っていきましたが全然読みませんでした。
  • 動画が撮影できるもの … 動画撮影ができて光学ズームがあって…ビデオカメラが一番良いんじゃないかなと思いました。
  • 知識 … 予習が必要。 公式のプログラムが事前に手に入るならしっかり予習したいところです。

余談ですが8倍の鳥見用の小さめ双眼鏡を持っていってました。 いちおう車を観てみましたが、あっというまに視界から外れるのであんまり意味はありませんでした。 しかしながら…

バードウォッチングには最適でした!

芝生広場で観ていると耳に覚えのある鳴き声が。 双眼鏡で探すと、ちょうど車の走るコースと観戦エリアの中程にジョウビタキさん(♂)がいらっしゃいました。 今年初めてお会いできました。 車の爆音に逃げるジョウビタキさんの様子をしっかり観察できました。

というわけで双眼鏡持って行くのもオススメです。 でっかいレンズのカメラ勢の方は、車だけでなく鳥も映せますね! 興味あるかどうかは別ですが…

次回があるとしたら…

そんなわけで以上、「ラリー・ジャパン1日目鞍ケ池公園SSを観ずにSDだけ観て帰った観戦記」でした。

来年は5月の開催だそうで、次回も観に行くかどうか?と聞かれれば「まだわからん」としか言えません。 

ただ今回わかったのは、「私が観たいレースは、現場の1か所からのものではない」ということです。 

私が観たいレースは、コーナーごとにカメラが切り替わったり車載カメラの画像が映ったり、要はテレビやストリーミングで観る中継のソレということを再認識しました。

私のように「推しのチーム、選手がいない、知識もない」「カメラ勢でもない」人にとっては、もしかしたら一番良かった選択肢は、「豊田スタジアムサービスパーク」だったのではないかと。 ライブビューイングあり、各種イベントあり、実車も観ることができる、アクセスも良くて食べ物もたくさんあって…etc.

ただし現地でしか体験できない要素があることは否定できません。 車のナマの挙動とサウンドの迫力。 これはスマホで撮った動画を最大音量にしても遠く及びません。 これにどれだけの価値を見出すか、ですね。

コレを書いている今、ほんの1時間前にラリー・ジャパンの全SSが終了しました。 来年のことはまだわかりませんが、 しかしながらイベントを通じて調べて、知っていることが増えたので、次はもっと楽しめるのかなと思ってます。

とりあえずラリーのゲームでも買って遊んでみようかな。

そうそう最後に。 現地でのスタッフの方の様子、過不足なく素晴らしいホスピタリティでした。 お疲れ様でした。

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この記事を書いた人

50代おじさんのバッジーです。愛知県在住。てっぺんからハゲてきました。なので1mmボウズにしました。 サッパリしました。 そしてスキンヘッドにしました。 さらにスッキリしました。

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