雑談

MW880のアッパーを修理する

ほぼ毎日の散歩ではいているシューズ、New BalanceのMW880のアッパーがやぶれたので修理してみました。

どこまでも歩ける(気になる)MW880

ほぼ毎日散歩をしています。 「ウォーキング」というほど気合も入ってなく距離も短いので「散歩」です。 この散歩の友がNew BalanceのMW880(黒)です。 AmazonのTry Before You Buyで比較して履いてみて、このシューズが一番ベストフィットでした。

ソールに適度な硬さがあり、それでいてクッションがないわけではありません。 体重移動がしやすく、4Eサイズが甲高の足を苦しめません。 どこまでも歩いていける、そして歩いててあまり疲れない靴と感じています。 Amazonの高評価レビューも納得の一足です。

左足のアッパーのメッシュが破れました

私は歩くときに左足の親指が上にそるクセがあり、左足のアッパーを親指が突き破ってその靴はさようなら、というパターンが多くありました。 MW880は靴下が透けるくらいのメッシュなので、履いた当初から不安がありました。 やがてだんだん靴下の色がよく見えるようになり、ついには破れてしまいました。

破れたアッパー部分

このメッシュの部分、簡単に穴が空くほどやわいならさぞかし通気性が良い…ということはなく、夏は普通に暑いので特別弱いとか薄いとかいうのではないと思います。

ノギスで計測

破れた部分を測ってみると、最大部分で2cmほど。 「3Dプリンタでなにか作るときに一番役立つアイテム」の激安ノギスが役に立ちました。 穴があいたままでも履けるけど(どうせ誰も見ていないから)、できれば見栄えを良くしたい。 なによりソールはまだまだ元気です。

メッシュ生地は…ダイソーのアレから

この穴をふせぐには、黒のメッシュの生地が必要です。 通販で買うか、手芸店で買うか、さてどうしたものか。 思案の末、これにしました。

ダイソーのメッシュケース

ずばり「メッシュケース」。 いつも出張でお世話になっております。 これをバラしたらいいんちゃうかな。 というわけで生地をきりだします。

生地とりにして申し訳ない

ガッタガタですがさらにここからトリミングするのでヨシです。 というわけでまずは3cm×3cmぐらいで切り出しました。

仮あてで検討

まずは裏側(靴の中)から当ててみます。 メッシュケースの方の生地が「荒い」ので、2枚重ねで様子見です。

裏からあててみたところ

うーんなんだかしっくりこない。 裏から当てることで穴はふさげるけど、破れた繊維がもぞもぞっとしているので見た目がよろしくないです。 しかしまあ、この状態で全体を押さえてほつれを固めても悪くはない気もします。

裏表で挟んでみる

今度は裏と表から、生地1枚づつで挟んでみた感じです。 これは良い感じではないですか! メッシュのパターンの違いもなんとなく紛れている気もしなくもない。 この方針で行きます。

完成形です

そして完成した状態は以下のとおりです。

完成形です

裏側のあて生地は穴より大きめにとり、表側は穴の大きさ+αぐらいの楕円形としました。 そしてこの状態で、「セメダインスーパーXゴールド」で生地を接着。 24時間放置で完全硬化を待ちました。

色味がちょっと違うのでつぎをあてていることがわかるといえばわかるのですが、ぱっと見には大丈夫でしょう。 なによりまだまだ使えるソールの靴を捨てなくても良いです。 何回か散歩に使ってみたのですが全然問題ありません。

まとめと反省点

以上のようにMW880のアッパーメッシュの破れを、ダイソーのメッシュケースをつかって補修しました。 接着剤はもともと手元にあったので、かかった費用はメッシュケース代の100円(税別)のみでした。 まだまだソールの元気なお気に入りの靴が延命できてよかったです。

反省点とか次回検討することは以下の通り。

  • 接着剤は「セメダインスーパーXゴールド」を使用しましたが、作業中は手がベトベトになります。 そして完全硬化まで容易に触れないほうがいいです。 普通に木工用ボンドや手芸用ボンドのほうが使いやすいと思います。
  • 上にも書きましたが靴のメッシュとメッシュケースの色味、パターン、粗さが違います。 もっとこだわればちょうどよい生地が見つけられそうです。
  • 今回靴が黒だったからメッシュケースがちょうど良かったです。 が、別の色だったらどうだったか。 その場合は手芸店へGoですかね。
  • そもそも穴が開く前から裏から補強してたら良くない? 次のシューズを買うときは、使用前にあらかじめ裏から補強しておくのがいいかもと思いました。

お気にいりの靴で無理しないように、楽しんで散歩を続けたいと思います。

-雑談
-, , , , ,

© 2024 BUDGIE WORKs