岡山 1日目(25/10/4)

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名古屋駅→岡山駅、そして久しぶりの邂逅

家を出て新幹線に乗り込み1時間30分ほどで岡山駅に到着しました。 YさんFさん御一行より先行で到着し、レンタカーを借りに行きます。 いつも愛用しているニッポンレンタカーです。 今回も気持ちよく応対していただき、順調に出発です。

岡山駅前にある駐車場、利用料金はちょっと高めですが待ち合わせで止めるには最適です。 ちょっと侵入方法がわかりにくいのが難点ですが。

お二人が到着するまでしばし待ちます。 この日は細かい雨が降ってるような降ってないような、なんともしっかりしない天気でした。

岡山といえば「桃太郎」。 桃太郎像がありました。 ちょっと目立ちにくいところにあるのが残念ですが、子供の頃に見た絵本や聴いた童謡そのままの像ですね。 猿がちょっと桃太郎の羽織の裾を掴んでいるのがいいですね。

そしてほどなくお二人と合流。 まずは腹ごしらえということで岡山駅の「さんすて岡山」にある「博多ラーメン二代目一幸舎」さんでラーメンを頂きました。

豚骨スープがクリーミーな博多ラーメンでした。 チャーシューも味玉も美味しかったです。

腹ごしらえも決まったところで、さっそく最初の訪問地に向かいます。

「竹久夢二(たけひさゆめじ)」について

さて、まずはこの岡山の旅のメインテーマとなる「竹久夢二」について予習がてら紹介させてください。

竹久夢二は岡山県に1884年(明治17年)に生まれた画家・詩人・デザイナーです。

その作品の主な特徴は、「夢二式美人」と呼ばれる、どこか物悲しく、はかなげな女性像で知られています。 美人画だけでなく、本の装丁・挿絵・ポスター・雑誌表紙など、グラフィックデザインの先駆者的な活動も行いました。

詩も文章も書き、詩情あふれる多彩な芸術家として人気を集めました。 現代風にいいますと「マルチメディア・クリエーター」というところでしょうか。

その代表作ですが…例によってChatGPTさんが主な代表作と特徴をまとめてくれましたのでこちらをどうぞ。

私が一番良く知っている竹久夢二は、自身が作詞した「宵待草」の歌でしょうか。

良いですよね、この歌詞のセンス。 短いのにいろんな想像、感情が喚起されます。

今回ご一緒のYさんは趣味の一つの絵手紙から派生して夢二の作品に心惹かれ、自身でも模倣をし、独自の画風を確立するための研鑽を積まれているとのこと。 これはやはり本物を見るしかない、どっぷりと竹久夢二の作品を鑑賞したい、ということで岡山の旅のメインテーマが決まった次第です。

「夢二生家記念館」へ

というわけでまずは車で1時間ほどでちょっとのところ、瀬戸内市にある「夢二生家記念館」に到着です。

茅葺き屋根の古民家そのものが展示物。 夢二はここで16歳まで暮らしていました。 築約250年だそうです。

入ったところにある夢二の代表作の一つ「童子」。 シンプルな線ですが楽しそうな様子、温かい空気が伝わってきます。

現代では低いと感じる鴨居など。 頭をうちました。 畳を踏んだときの感触が気持ち良いです。

なつかしい振り子時計。

お庭の様子。 ホッとしますね。

こども部屋にある文机。 これでモノカキすると絶対腰をいわしてしまう…と思ってしまいました。

夢二は嫁いでいく姉を思い、名前を鏡文字で窓枠に残しました。 この少年期の感性が夢二芸術につながるのでしょうか。

母屋に隣接した納屋は展示室兼ミュージアムショップ&カフェとなっています。 ステキな夢二グッズの販売がされてます。 また和菓子や抹茶を味わうことができます。

「少年山荘」へ

続いては夢二が晩年に自らの設計で東京に建てたアトリエ兼住居、「少年山荘」に向かいます。 といっても夢二生家記念館と同じ敷地、なんなら駐車場からはこちらが近いです。

こちらは1979年に当地に復元されたもので、夢二の人生・音楽・デザインをテーマにした展示が行われています。

YさんFさんは少年山荘に入ったところで夢二等身大写真といっしょに。 夢二さんお洒落な方でした。

ついでにワタクシも。

味のある床の間や調度品。 和洋折衷の雰囲気がいかにも大正ロマン的ですね。 アトリエが素晴らしいのですが残念ながら写真撮影NG。 ぜひ訪れてみてください。 自分的には「セノオ楽譜」の展示が興味深かったです。

夢二郷土美術館の御庭番、「黑の助」のお部屋。 愛らしい黒猫のマスコットがたくさんです。

夢二生家記念館」「少年山荘」ともにゆっくりと鑑賞することができました。 案内のお姉さんもとても暖かく迎えていただきました。

さて当地の訪問はここまで。 次の目的地に向かいます。

「招き猫美術館」で招き猫に親しむ

車で走ること1時間弱、次の目的地は岡山市北区の「招き猫美術館」に到着です。

石段がいい雰囲気です。

門の上には猫のシルエット。

古民家を改装した美術館でしょうか。 色彩感覚が素晴らしいです。

考える猫。

願掛け 福寿横丁」。 お願いをするときは右側(手前側)に願い札を、かなったら左側(奥側)に叶い札を奉納します。

赤い、おしゃれなデザインの提灯。

古い建物あるあるの急な階段を登ると…

百服の間」 たくさんの招き猫が大集合です。 この部屋は大小様々な表情の招き猫が360度お出迎えです。

御縁がありますように、で五円。

『同じポーズをして写真を撮るとイイことが起こるかも!!』とのことなのでやってみました。 なかなかキツイポーズ。 足はムリぃぃいい。

すぐそばの「別館LUCKY CATS HOUSE」に入ってみます。

「Library山猫文庫」。 猫の絵本がたくさん閲覧できる小さな図書スペース。 Fさんは本の展示棚に大いにインスピレーションを刺激されていました。 自宅で再現予定…かな?

ここでは招き猫の絵付けを体験できます。 参加費1,700円、所要時間1時間程度 とのこと(2025/10/4現在)。

コスモスがきれいに咲いていました。 山間の静かな、素晴らしい美術館でした。

1日目終了、宿泊は「岡山プラザホテル」さん

以上で1日目終了。 夕食は岡山駅直通の大きなイオンモール岡山内のレストラン「鰻せいろう多幸う」さんで「かご膳」を頂きました。

うなぎはふっくら、天ぷらもおそばも美味しかったです。 イオンモール岡山内はたくさんのレストランがあり、どれも美味しそうでした。

宿泊は「岡山プラザホテル」さん。 あ、ホテルの外観写真がない。 結婚式場併設の大きな(ちょっと昭和ライクな)ホテルでした。 何よりも後楽園のすぐそばというロケーション。 明日予定の訪問地にも近いです。

以上で1日目は終わり。 おやすみなさい。

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2日目の様子

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この記事を書いた人

50代おじさんのバッジーです。愛知県在住。てっぺんからハゲてきました。なので1mmボウズにしました。 サッパリしました。 そしてスキンヘッドにしました。 さらにスッキリしました。

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